Mukwano Member Blogムクワノとは、ウガンダのラカイ地区に孤児院、及び職業訓練所を設立・運営しながら親を失った子供たちをサポート、世の中に働きかけていくグループです。

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ウガンダ渡航記録 22:25
こんにちは!MUKWANOサポートメンバーの小川光一です!


最後の更新となる今回のブログのテーマは「グルメと進化」です。

始めに、MUKWANOホームスクールの子どもたちには毎日給食を食べてもらっていますが、それらを紹介するところから。

まず、朝ごはんとなるのはこちらのポレッジ。とうもろこしを粉状にしてお湯で溶かしたものになります。イギリスからこの料理は伝わったと言われていますが、いわゆる洋風なお粥です。子どもたちの大切な栄養源となっています。








そしてこちらは、お昼ごはんです。豆とポーショとスープのプレート。こちらのポーショというものも、とうもろこしやキャッサバを粉状にしてお湯などを利用しながら練ったものになります。










みんな自分のお気に入りの場所で美味しそうに食べます。基本的に学校の敷地内、特に校庭の地面で食べます。あまりに日差しが強くて、それが苦手な子は料理場の横にある校舎の中で食べる子も時折いたりします。

また、最近ではそこら辺の木に成っているアボカドを取ってきて、みんなで切り分け、このプレートに乗せて一緒に食べるのが流行っているみたいでした。子どもたちには引き続きすくすく育って欲しいなあと思います。












ちなみにグルメの話題ということで、僕の一番好きなウガンダ料理もここで紹介できればと思います。それは「ナイルパーチの素揚げ」です。ナイルパーチはビクトリア湖やナイル川で取れる川魚なのですが、凄く臭いです。その一方で、身がとても柔らかく、癖になる味だったりもします。サマニャの丘がある町では滅多に食べることができませんが、首都近郊など、それなりに栄えている町では食べることができます。道路で売っていたりします。











そして、グルメに付け加える形になってしまいますが、もう一つ。こういった食品の流通も昔に比べるとだいぶスムーズになったなあという印象を受けますが、最近とにかく目に付く進化として「スマートフォンの普及」も挙げたいと思います。

首都だろうと山奥だろうと、ビックリするほど沢山の人がスマートフォンをシュッシュッといじっているのです。電気や水よりも先に広まっているのではないかと思うほど。

このおかげでよりウガンダの人たちのコミュニケーション能力や様々な能率が向上したように感じます。「Facebookやってる?」と聞かれる機会もとても増えました。

ただ、スマートフォンをいじることに夢中で、ウガンダの人たちが僕の話を聞いてくれない瞬間が圧倒的に増えたのが今年でした(笑)。タクシードライバーさんがスマートフォンをいじりながら運転していたのを見かけた時には「あれ?ここ日本だっけ?」と思ってしまうほどの違和感がありました。

日本人の良くないところをまさかこちらでも経験するとは思いもしませんでした。

今後数年でアフリカ全体が、良くも悪くも急激に進化をしていく気がしています。アフリカの良いところ、無くしちゃいけない文化が損なわれないことは願いつつ、今後のウガンダの動向を見守っていきたいと思いました。



現地レポートは以上となります。

今年もMUKWANOを応援くださり、ありがとうございました。

今後ともMUKWANOのご支援どうぞよろしくお願いいたします!


| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
ウガンダ渡航記録 22:24
こんにちは!MUKWANOサポートメンバーの小川光一です!



4本目となる今回のブログのテーマは「家庭訪問」です。

家庭訪問と言っても、このラカイ県における家庭訪問はそんなに楽しいものではありません。

ホームスクールには、両親を亡くした子どもたちが暮らしています。
しかし、そこに入れずに子どもたちだけで山奥で生活している家庭も数えきれないほどあるのが実情です。

毎年行っているのですが、細やかながら砂糖や石けん、豆やお米、クッキングオイルなどを持って、そういった子どもだけで山奥で暮らしている家庭などを訪問しています。

さすがに大量の物資を抱えて山奥をあっちこっち縦断するのは酷なので、バイクタクシーで移動しました。







この家庭訪問、とても困難な状況に追い込まれている子どもたちに出会うことになるので、毎回ショックが強いです。

例えば、この家庭は両親をエイズで亡くし、16歳の長女は見知らぬ男にレイプされ子どもを産みました。けれど、働く人がおらず、お金がありません。
この家庭の境遇が一番話を聞いていて苦しくなりました。

写真には写っていませんが、男の子がもう2人います。7人の遺児です。












また、こちらの家庭では、父親をエイズで亡くし、母親は先日タンザニアで起きた地震によって亡くなりました。こちらのラカイ県はタンザニアの国境に面していて、写真の通り家が壊れたのです。

半壊した家に子どもたちだけ取り残されている状態で、非常に危険でした。

それでも、ウガンダ政府がこの地域に復興支援をするなんてことは一切なく、完全スルーなのだそうです。
どれだけ日本が手厚い支援の元に生かされているかを痛感しました。

この危険な状態に晒されている子どもたちに関しては、この町の村長さんや近所の人たちがどうにか対応すると言っていました。










豆やお米を渡したところで根本的な解決にはなっていないので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、各家庭共に数人、来年MUKWANOホームスクールに受け入れることを検討しています。。

どうかそれまで元気に生きていて欲しいなと心から思います。



| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
ウガンダ渡航記録 22:23
こんにちは!MUKWANOサポートメンバーの小川光一です!


3本目となる今回のブログのテーマは「火と水と木」です。曜日の話ではなく、マテリアルの話です。毎年こういった類のテーマについて書かせてもらっていますが、今年もぜひ書かせていただきます。

まず、MUKWANOホームスクールがあるラカイ県ルワマグワ地区は「水」の不足がとても深刻な問題です。

雨水が生活用水となるこの国の地方地域では、雨が降ることが非常に重要となります。

ウガンダは雨季と乾季の2季節から成り立っていますので、乾季は毎回苦しい状態が続きます。しかし、雨季に行ったのにも関わらず、この地区では驚くほど雨が降っていないという問題に今回出くわしました。

作物もかなり枯れてしまっていました。農業が貴重な稼ぎの人にとっては大打撃です。そして、首都カンパラの作物の物価も上昇しているようで、良くない流れを感じました。

そんな過酷な状況の中、このルワマグワ地区の人々が生活するには、山の中で湧き出ている泥水混じりの水を歩いて汲みに行くことが必要不可欠となります。ホームスクールの子どもたちも、毎日の自分たちの生活用水を手に入れるために、早朝と授業終わりに1日2回汲みに行きます。往復10kmほどあるかと思われる山道を歩く彼らは本当に逞し過ぎました。このデリカンを使って水を手に入れてきます。




(photo10)



また、物を食べないと生きていけない上で、調理に必要な「火」を燃やす「木」も必要不可欠です。これも無尽蔵に近所に生えている訳ではないので、取りに行くのにまた一難。

起伏のある山道を歩きます。帰り道はもちろん木を抱えて。日本に住む小中学性にこんな生活させても、きっとほとんどの生徒が堪えられないと思います。少なくとも僕は毎年堪えられていません。この場所に住む彼らはそれを毎日続けているのです。

写真に映っている通り、小さい子どもも果敢に大きな木を担ぎます。僕が持ってもかなり重いかったですよ。




(photo11)




(photo12)



雨がたくさん降りますようにとか、木がたくさん生えますようにとか、そのくらいのことを願うことしかできなかったのがとても悲しかったです。農家さんたちも雨季の干ばつは、死活問題だと思うので心配です。

最近では年を増すごとに地方地域のインフラ整備も整い始めています。一刻も早く水道というものがこの山奥まで届く日が来ることを待ちわびます。そして、子どもたちの衛生面と勉強効率も上がっていくといいなあと切実に思います。

それでは3回目のブログはこの辺で終わりたいと思います。読んでくださり、ありがとうございました。



| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
ウガンダ渡航記録 15:10
こんにちは!MUKWANOサポートメンバーの小川光一です!



2本目となる今回のブログのテーマは「図書館」です。

去年の滞在中は建設真っ只中だったMUKWANOホームスクール内の図書館ですが、バッチリと完成形を拝むことができました。

教室が2個付きで、上級生のP6とP7がここの新しい教室を使って勉強しています。一番左の扉から図書館に入ることができます。



(photo7)



今回の渡航では、日本などでご寄付いただいた洋書、現地で買った教科書も含め、約200冊以上に及ぶ本を、首都カンパラより運ばせてもらいました。

とても重くて、山奥において大変な道のりでしたが、子どもたちも先生たちもとても喜んでくださって嬉しい限りでした。

なお、本棚の横には、今までのご寄付者の皆さまの名前を記したポスターが貼ってあります。僕の名前を見つけてくれていた子もいました、ちゃんと見てくれているみたいです。




(photo8)




(photo9)



授業の中には図書館に移動して音読をするようなものもあり、上手く活用してくれているように思えました。

絵本なんかも下級生や上級生に関わらず興味津々。

僕たちが当たり前のように知っている『パディントンベアー』や『くまのプーさん』も子どもたちは全く知らないわけなので、「これがティガーで、それがピグレットだよ」なんていう説明をしてあげたりすると大盛り上がりでした。

今まではひたすらテキストを開いて授業をするだけだった子どもたち。

こうして感受性や教養が絵本を通して育まれていくことはとても良いことだと思います。

今の僕があるのは『ハリーポッターシリーズ』や『エルマーとりゅう』『モモ』などの影響も多少なりともあると思っていて、きっと誰もがそういう大切な本を持っているはずです。

新たな切り口によって、子どもたちの想像性がより一層に磨かれていくことを願うばかりです。


引き続き、図書館内の設備や蔵書の補強も続いていったらいいなあと思います。


それでは2回目のブログはこの辺で終わりたいと思います。

読んでくださり、ありがとうございました!次回のブログもぜひお楽しみに!




| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
ウガンダ渡航記録 15:02
こんにちは!MUKWANOサポートメンバーの小川光一です!

この度は去年や一昨年に引き続き、現地での活動を行ってきました。当ブログにて5話に渡り、現地の様々なお話をつづっていきます。よろしくお願いします。


僕にとって3年連続4度目のMUKWANOホームスクールとなる今回。こんなに頻繁に小まめに来る外国人もいよいよいないようで、地域の人も含めて、「歓迎ムード」というよりは「おかえりムード」が強い訪問となりました。

MUKWANOホームスクールのある地区の村長も、僕を見かけるなり全速力で走って抱き付いて来てくれました。結構なおじさんなのですが、ものすごく女の子走りだったので、再会の感動よりも、その場の面白さでつい笑ってしまったのはここだけの内緒です。

そして、先生たちの中には7年来の仲の人たちもいるので、こちらも純粋に再会の時間が愛おしく、サッカーなどエンターテイメントの話から、教育などの真面目な話まで、話題は今まで以上に弾んだと思います。

MUKWANOホームスクールの子どもたちも、僕のことを覚えている子が大多数で、はじめましてではないところから関係を築いていける点がとても嬉しかったです。


(Photo1)先生たちと




(Photo2)子供たちと



さて、今回の記事のテーマは「サンクスレター」です。

MUKWANOにご寄付をくださっている方にはもう恒例かもしれませんが、絵ハガキを、例年通り子どもたちに書いてもらいました。

3日間に渡り、お昼ご飯後に時間をもらいました。先生たちのご協力にも感謝です。

色鉛筆を使って、それぞれが楽しそうに描きたい絵を描いてくれていました。

また、上級生に関しては「ご寄付してくださっている方々に感謝を伝えることができる機会」だという認識がちゃんとあるようで、子どもたちのモチベーションは全体的に強く見受けられました。

とはいえ、やっぱりまだ小学生の子どもたちです。先生に絵を見られるのが恥ずかしくて、窓際で書く子なんかもいて可愛かったですよ。




(Photo3)




(Photo4)


今回も僕が責任を持って、首都カンパラの郵便局に持ち込み、ウガンダの切手スタンプを郵便局員さんと一緒に1枚1枚貼り、日本に発送させてもらいました。

たぶん僕が知る限り、郵送数は過去最多な気がします。沢山の方のMUKWANOに対する支援に心から感謝いたします。

写真に映っているのは一部の絵ですが、どれも個性的ですよね。味がある絵ハガキばかりです。誰が書いたどんな絵が届くかは届いてからのお楽しみということで。




(Photo5)




(Photo6)



それでは1回目のブログはこの辺で終わりたいと思います。読んでくださり、ありがとうございました!次回のブログもぜひお楽しみに!


| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
3回目のウガンダへ 5 07:08
 
       〜KOKO〜


こんにちは!MUKWANOメンバーの小川光一です!この度は2015年6月、MUWKANOが支援しているホームスクールに行って参りましたので、幾つかブログ記事をアップしてきました。これがひとまずは最後の更新です。よろしくお願いいたします。
 
 
 3度目のお別れの日はやって来ました。
 
今回も、本当に「koko!」「koko!」って「え?お前がなんで俺知ってるんだよ」と言いたくなるような
見知らぬおっさんまで「kokoじゃん!」って、
 
「は?お前ら別の学校じゃん」と言いたくなるような
接点のない隣りの学校の子どもたちまで「kokoーー!」って、
 
どういう訳か分からないこともありましたが、今回も僕のニックネームである「ココ」を沢山の人に知ってもらうことができました。ルガンダ語で「鶏」のことを「nkoko(ンココ)」と言うので、そっちと間違えて覚えてる人も多数ですが、それもご愛嬌です。
 
 

<photo12>
 
 

<photo13>
 

ちなみにホームスクールの周りには豚、ヤギ、牛、鶏がたくさん居ます。正式名称は分かりませんが、水牛みたいな角の生えた牛や、クジャクみたいなキレイな羽の生えた鳥も見かけることができます。また、僕の滞在していた6月は、なんだか蝶が北から南にものすごい数で毎日移動をしていました。見たことないような不思議な虫もたくさん居るので、自然が大好きな人には堪らない場所だと思います。
 

ちなみに蝶(チョウ)のことはルガンダ語で「kiwojolo(キウォジョロ)」と言うそうですが、もしその蝶が大群だと「biwojolo(ビウォジョロ)」らしいです。そして何故か蛾(ガ)のこともkiwojolo、biwojoloと言うのだそうです。なんだかしっくり来ませんが、逆に日本が言葉を多く分け過ぎなのかもしれません。
 
 
 
さて、本題に戻ります。
 
最終日は僕が滞在中唯一の雨がホームスクールに降り注ぎました。
一日中降ったり止んだりを繰り返して、でも降っている時間の方が長めでした。
 
そして、その日は夕方に子どもたちも別件があったため、
お別れパーティはどうにかその合間を縫ってそそくさと行われました。

僕も照れくさいのでそそくさ程度で良かったのですが、
それでもみんなすごく寂しそうにしてくれて、
下級生時代から知っている上級生たちは物凄くふてくされ、
今回仲良くなった真ん中辺りの学年の子どもたちも物凄くふてくされ。
 
一緒に写真を撮ってもみんなブスっとして、なんだか微妙な写真しか撮れませんでした。
いつかの再会の時にその分笑ってくれたらいいなと思いました。
 
 

<photo14>
 
 
最後の挨拶はもちろん全編ルガンダ語で。
 
簡単に掻い摘むと、
「日差しも土煙も大嫌いだけど、日陰とみんなのことは大好きだ。」と伝えました。
「勉強はすごく重要だよ、一生懸命授業を受けてください。」と伝えました。

 
 
僕がこのMUKWANOスクールを初めて訪れた2010年に出会ったチビっこ陣も立派な上級生になっていた訳ですが、次に僕が来る頃には、もしかしたら卒業して、もういないかもしれません。そう思うと、なんとなく、僕の中で1つのクールが終わったような気になっている今回です。
 
初めてラカイ県に訪れたときは、大きな無力感を喰らいました。
世界はそう簡単に変わらないなと痛感させられて、
国内外の様々な社会問題から目を背けたくなりました。

それでも、毎日必死に生きているラカイ県の子どもたちと出会って、
一生懸命支援を続けているMUKWANOのメンバーに出会って。
 
僕も自分の技術を作り、知識を蓄え、
少しずつでもいいから、諦めずに歩み続けようと思いました。
 
世界がそう簡単に変わらないからといって、
それは歩みを止める理由にはならないと思いました。
 
この5年間でアフリカに、ウガンダに、ラカイ県に、ルワマグワに、MUKWANOホームに、色んなことを感じさせられました。それは僕が日本で必ず活かさなきゃいけないものですし、そして必ずこの場所に還元していかなきゃいけないものだと感じています。
 
 
 
今回のMUKWANOホームスクールとのお別れは、今までのお別れとはやっぱり何かが違いました。それは先ほど述べた通り、初めて訪れた時の子どもたちがいよいよみんな卒業しちゃうからなのだと思います。寂しさがすごい。けれど、今回の渡航で出会った新しいチビっこ陣が、次にMUKWANOスクールに行った時に、僕のことを覚えてくれていたら、僕のウガンダ第二章が始まるような、そんなワクワクも胸の内に秘めつつ。
 
 
 
 
 
それでは今回の渡航に関する記事たちを読んでくださり、
誠にありがとうございました!
 
今後MUKWANOの活動か何かで僕を見かけることがあれば、ぜひお声掛けください!
パッと見た感じは確かに無愛想ですが、そんなことはないので(笑)
 
 
 
今後とも末永くMUKWANOのご支援どうぞよろしくお願いいたします!
 
 
 
小川光一
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| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
3回目のウガンダへ 4 14:47
      〜君の時間が奪われないように〜ラカイ県の問題点〜
 
 
 
こんにちは!MUKWANOメンバーの小川光一です!
 
 
 
4回目の更新の今回は、
MUKWANOスクールの周りを取り巻く問題点についてです。
 
皆さまもご存知の通り、ホームスクール自体にも両親をエイズ等で亡くした遺児が居る訳ですが、この一帯には非常に沢山の貧困家庭があります。子どもだけで住むような家もあったり、その状況は過酷で、根深いものがあります。
 
 


 
 
また、この地域の水不足は非常に深刻といえます。雨季であれば水タンクにここぞとばかりに雨水を溜めるのですが、乾季など暫く雨が降らない日が続くと、時に授業時間の合間に遠くにある湧き水まで、子どもたちは水を汲みに行かないとなりません。僕も何度も付いて行きましたが、それが遠くて遠くて仕方がありません。発汗作用は崩壊して、かつ、標高2000m近いウガンダでは空気も心細いものです。
 
 

 
 
それでも、やっと辿り着いた湧き水がこの色なので、日本人の価値観からいくと絶句してしまいます。彼らは小さい頃からこの色の水を飲んでいるからか、お腹が強いですが、だからと言って大丈夫な訳ないですし、望ましい環境ではないですよね。なんだかこの水汲みの姿を見ていると毎回切なくなります。
 
 
 
また、今回は逆にこんな問題も起きていました。
 
 


 
 
僕が伺う数週間前に大々的な雨・風・雷が降り注いだそうです。その結果、先生たちが住んでいる寮の屋根が風で吹き飛ばされ、部屋の中が洪水になってしまい、危うく溺れかける事件が発生したのです。そして、スクールでさえここまで大変なことになったのならばと若干心配になりつつ、貧困家庭を訪問してみたら、やはり大変なことになっていました。
 
 


 
 
横壁が完全に崩れ落ちて骨格の心細い木の枠組しかなく、家がいつ崩れてもおかしくない状況に思えました。僕自身、防災士の資格を持って、国内で仕事をしている身でもあるので、これは今後また起きた時のことを考えても、どうにかMUKWANOとして出来ることはないかなあと個人的に強く感じる瞬間となりました。
 
 
 
このように問題は挙げても挙げても山積みです。本当にこれからも様々な支援が幅広く長く必要ですし、皆さまからのご寄付がその何よりの源になります。ホームスクールやその周りに住む人たちがしっかりと自立していけるように、僕自身も少しでも力になっていくことが出来たらと思います。今後ともMUKWANOをどうぞよろしくお願いいたします。
 
今回はこの辺で。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
 
 
 
小川光一
 
 
 
| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
3度目のウガンダへ 3 14:49
郷に入れば郷に従え〜現地の言葉・ルガンダ語〜
 
 
 
こんにちは!MUKWANOメンバーの小川光一です!
3回目の更新の今日は、ルガンダ語についてです。
 
ルガンダ語(ガンダ語とも言われている)は、ウガンダの主要な言語で、首都カンパラを中心に1000万以上の話者を持つ民族語です。ラカイ県にあるホームスクールのみんなもその言葉を話します。ただし、ラカイ県自体はニャンコレ語という民族語も話します。なので、ルワマグワを歩いていると、ンニャンコレ語しか話せないお年寄りなんかも沢山見かけます。ンニャンコレ語っていう響きがかわいいですけど。
 
 
 
3回目の渡航となる今回は、不思議とどんどんとルガンダ語が入ってきました。ノートにその言葉の数々を整理してみると、最終的になんと400語にも及んでいました。
 
400語も分かると、実に色んな話題を展開できますし(勿論簡単な文章、稚拙なレベルではあります)、ちょっとした小ボケを挟んで、みんなを笑わすこともできます。また、ウガンダ人同士のネイティブスピードな会話に対しても、何のことを話しているか、時々分かったりするのは、自分にとって大きかったです。
 
 
僕の先生となってくれたのは、滞在中のパートナーであったムソケ氏、MUKWANOスクールのカリエンベ先生、そして何よりも「生徒の子どもたち」でした。
 
僕がこっそり隅でルガンダ語の勉強をしていると、それを見つけてはすぐに子どもたちが駆け付けてきて、「じゃあ今から私が発音するから、kokoも言ってみて!」なんて強制授業の始まりです。一緒にみんなとホームスクールの敷地内をフラフラ歩きながら「これはカリトゥンシーって木だよ!」「石はルガンダ語でココトゥだよ!」なんて指差し会話レッスンをしたこともありました。その子どもたちの授業が結構楽しくて、単語数が一気に増えたところは事実あります。今回の滞在での学習スピードは自分でも驚く程のハイペースだったので、先生たちなんかは「あと3ヶ月居たらkokoは絶対ペラペラになるよ!」「いや2ヶ月だ!」なんて論争をしてくれていました。


 
写真は僕のノートを取り囲み、次に僕に何を教えるか話し合っている子供たちです。
 



 
やっぱり現地の言葉を使うとみんな喜ぶのは世界各国どこでも共通に言えることですよね。それが400語も覚えてくれたとなると、みんな喜ぶ以上に、その国に対する姿勢や愛情として評価してくれて、ポジティブに受け取ってくれるのだなあと強く思いました。
 
そこで今回はルガンダ語の幾つかを皆さまに簡単に共有したいと思います。
もしウガンダに行く機会や、ウガンダ人と日本で話す機会があったら使ってみてください。
 
 
 
ありがとう
=ウェバレ
 
どういたしまして
=カーレ
 
誰かに名前を呼ばれた時(なーに?/もしもし?)
=ワンジ?
 
久しぶりだね!
=アカバンガ カウィジィ ンガスクラバ
 
私は日差しが嫌いです
(どちらかというと「私は日差しに当たりたくないです」
というニュアンスで解釈される)
=サーガラ ムサナムーンジ
 
お腹いっぱいです
(「満足です」の意味でも使う)
=ンズクセ
 
僕の帽子は土煙で汚れてしまいました
=ンコフィーラヤンゲ エドゥガデ ネンフーフ
 
 
ぜひ使ってみてください(笑)。
 
 
 
 
 
小川光一
 
 
 

 
| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
3度目のウガンダへ 2 02:43
 
 
カンパラとルワマグワ
 
 
 
こんにちは!MUKWANOメンバーの小川光一です!
 
 
二回目の更新です。今回は首都カンパラとホームスクールがある丘の近くにある村ルワマグワの話をしたいと思います。
 
 
 
まず、基本的にルワマグワのホームスクールに滞在している僕ですが、幾つかの業務があって、今回は2度カンパラに赴きました。カンパラはとても苦手な都市の1つです。なぜなら、アフリカの首都が何処もそうですが中央政権具合いが著しいため、人が溢れ返っているからです。人口密度で比べてみると、ウガンダ国内は「1キロ平方メートル辺り、147人(2013年)」に対して、首都カンパラは「1キロ平方メートル辺り、8780人(2011年)」という、年度が違うので正確ではないですけど、およそ60倍近い差があるのです!
 
カンパラ

 
この写真はもちろん余裕がある時に撮ったものなので、これ以上の人、人、車、車の空間をすり抜けなきゃいけない瞬間が多々訪れるのです。そんなカンパラでは今回以下のようなことをしてきました!
 
 
 
1、本の購入
 
今回は図書館の建設をMUKWANOホームスクールの方で進めているということを前回のブログで伝えましたが、この図書館が完成した時に置く本の一部として、辞書などを中心に購入しました。アフリカの本屋というのがなんだか新鮮で貴重な経験をした気がします。
 
また、日本でご寄付くださった本も第1弾は、今回僕が運びましたので、合計54冊がMUKWANOホームに届くような形となりました!本のご協力をくださった皆さまありがとうございました!図書館が完成次第にこちらの本を本棚へと並べることになります。そしてこれからどんどんと足していきます。
 
 


 
 
 
2、お土産屋さんで布購入
 
そして、カンパラの外れにあるお土産屋さんで、アフリカ模様、ウガンダ模様な布を購入してきました。ウガンダ北部や、ウガンダ中央部の伝統模様が多いですが、これを今後MUKWANO国内での活動に活用していく予定です!こちらも楽しみにしておいてくださると嬉しいですし、買った甲斐があります。
 
 
 
3、郵便局にてサンクスレターを郵送
 
最後に、郵便局!MUKWANOホームスクールにて、サンクスレター(絵ハガキ)を子どもたちに書いてもらい、それをカンパラまで運び、責任を持ってカンパラの郵便局から日本の寄付者さまに発送しました!今年も個性様々な絵が揃ったと思います、寄付者の皆さまはぜひその絵ハガキを見て、ウガンダのホームスクールに想いを馳せてくだされば幸いです。
 
 
 
そんなこんなでカンパラの話をしましたが、僕が長く滞在したルワマグワの話も。ルワマグワはラカイ県というカンパラから南西に200kmとかの場所の1つの村です。広大なゆるい山々が続いた自然豊かな場所なので、カンパラが人口密度8780人と高い数値を持っていっている分、ルワマグワは確実に147人を下回る人口密度の地域です。
 

 
 
このような長閑な街で、時間がゆったーーーりと流れています。元々初めて2010年に訪れた時はほぼ電気がなかったのですが、世界の近代化に伴ってか、去年行った時にはいよいよ電気が通っており、パブなんかもできて、明かりが灯っていました。
 
そして今回、驚くことに電線や電柱が圧倒的に増えていました。1泊だけしたルワマグワの村にあるホテルもこの通り、ピカピカの電気が流れていました。去年は日が暮れたらそのまま真っ暗闇だったのに。それでもコミュニティはしっかり機能していたのに。
 
 


 
 
いやー、電気明る過ぎです。驚きました。
こんな電球に出会える日が来るとは。
 
 
 
「暗くなったら眠る」
 
みたいな原始的な部分が好きだったので少し残念ですが、
彼らが電気を使ってより仕事を生み出せるのなら、
何処かの国みたいに発展し過ぎて幸せを見失わないなら、
いいかなあとも思います。
 
 
 
次に行った時にはどんな進化が起きているのでしょうか。
それではまた次回のブログもどうぞよろしくお願いします!
 
 
 
小川光一
 
 
| Koichi | - | - | posted by mukwanojapan
3度目のウガンダへ 1 01:10
 
こんにちは!MUKWANOメンバーの小川光一です!この度は2015年6月、MUWKANOが支援してい
るホームスクールに行ってきましたので、幾つかブログ記事としてアップしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 
 
 
1回目の更新ということでイントロダクション的な内容です。
 
まず、今回の渡航は僕自身、1年4ヶ月振り、3度目の来訪となりました。現在こちらのホームスクールにて教室2室と図書館が複合された新棟を建設していまして、その立ち合いやその他諸々での渡航となりました。また、僕自身が映画監督的なあれこれを普段していることもあり、映像や写真の撮影も前年に引き続き行なった次第です。



 

この写真が建設中の図書館棟です。僕が伺った時点ではこのような進行状況でした。屋根が出来ればあとは内装だけです!完成が凄く楽しみですね、とっても素敵な雰囲気な建物になると思います!
 
 
 
さて、久しぶりのホームスクール。懐かしい場所に戻ってきました。先生たちが「さあ、戻ってきたよ。この人が誰か覚えてる人?」と子どもたちに質問した時、ほとんど全員の手が挙がりました。その時にその無数の手を見て思わず鳥肌が立ち、それと同時に嬉しくなりました。やっぱり日本から遠く離れた国であり、過酷な山奥という一面も持った場所です。1度来たきりもう来ない日本人がほとんどだと、先生も生徒もよく話してきますが、それも仕方ないよなと思います。ただ、そんな中で、3回も来たということが、今回何よりもみんなの中で評価となったようでした。

 
そして、逆に沢山の子どもたちの名前を僕も覚えています。名前と共に声をかける度に「え!僕の名前覚えてくれてたの?」とすごく嬉しそうにみんな笑います。また、初めてこの場所に訪れたのが2010年。つまりその当時にP1、P2だった子どもたちが2015年現在、P6、P7という最高学年にいるのです。なので、僕にとって純粋に友人として長い付き合いの子たちもいます。そういう子たちは力強い抱擁と一緒に、「koko!待ってたよ!」なんて声をかけてくれます。

 
20数ヶ国行ったことがある僕ですが、実は全ての国が1回、多くて2回に留まっており、3回も来た国はこのウガンダが初めてだったりします。それだけ想い入れがある場所ということで、やはりこの場所に何か還元したいと思う気持ちは強いです。







なお、今回のパートナーは1年前の前回と同じく、Musoke David(ムソケ氏)が務めてくださりました。英語が通じる場所ばかりではない(むしろ少ない)ので、ムソケ氏の各種業務サポートは非常に助かりました。そして、彼は日本語を覚えたくて、僕はルガンダ語(現地の言語)を覚えたかったので、常に言葉を教え合いながら移動や日々を過ごしていました。ありがとうムソケ氏!
 
 
それでは今回はこの辺で。
このような感じでこれから幾つかの記事をアップしていきたいと思います!
 
 
 
小川光一
 
 
 
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