Mukwano Member Blogムクワノとは、ウガンダのラカイ地区に孤児院、及び職業訓練所を設立・運営しながら親を失った子供たちをサポート、世の中に働きかけていくグループです。

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先生へのインタビュー その2 22:38
  
 今回の先生への質問は、MUKWANOが支援しているSamanya Schoolのヘッドティーチャ−のKalembe先生です。

最初に簡単ですが、Kalembe先生の紹介をさせていただきます。

Kalembe先生は、2012年にSamanya Schoolのスタッフとして加わり、当時はP4,P5,P6の担任で主に算数を教えていました。日々、子どもたちや同僚の先生方、ボランティアの方々との関わりの中で指導力だけではなく、カウンセリング、協力、意見の共有などを通して多くの経験を積まれました。

2013年の2学期には、学校側からの推薦を得てDOS(Director of Studies)になるスキルを取得しました。
3学期にはヘッドティチャ−としての責任を与えられています。

以上の経験を経て休暇を利用して現在も初等教育のディプロマコースにて先生のスキルをより強化する為に勉強しています。


そんなKalembe先生に印象に残る生徒の話をインタビューしました。

6年生の女の子の話です。

彼女のお父さんは2010年にお母さんと4人の子どもを残して亡くなりました。
この時、彼女は10才でSamanya Schoolの4年生。彼女は一番年上でした。

彼女のお母さんは、ちいさな畑で一生懸命働き、子どもたちの世話も責任を持って過ごしていました。
しかし、子どもたちにノート等に学校に必要なもの、日常生活で必要なものを買うことができませんでした。

そこで、学校生活だけではなく子どもたちの住む家を訪問して、日常生活もケアやカウンセリングをしている先生は、彼女が初等教育課程を無事終了出来るよう、教育費は無料にすることを約束しました。

はじめの頃の彼女は、知識は豊富だったものの、非常に頑固で先生の言う事を全くききませんでした。
クラスにも出席しようとはしませんでした。また他の人のものを盗んで食べるのが好きでした。

先生は何度も彼女に向き合いました。
今、彼女のケアをする事が彼女の将来を左右するので、先生は決して諦めませんでした。

今では、アカデミックスキルだけではなく、運動や普段の振る舞いもとてもよい彼女。
去年の3学期は29人いるクラスの中で2番目の成績でした。
今後も先生は彼女の成功を見届けるのを楽しみにしているそうです。


今回は、たった一人の子どものお話でしたが、お話を聞いて人間の原点をほんの少しですが感じられたような気がします。

Kalembe先生が現場の仕事だけではなく、さらに向上しようとしている姿、一人ひとりの子どもに真贄に向き合うこと、諦めないことを日本で子育てしている私に教えてくれました。
日本では、コミュニケーションは何かのツールを介す事も多く心の触れ合いは希薄になっているような気がします。

もっと心で繋がる会話、関わりを大切にしたいと改めて思いました。
きっとKalembe先生が彼女を変えたようにさまざまな変化があると期待して。。。。

Ryoko



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